現在、日本国内では人口の減少から食品の市場規模が伸び悩み、多くの企業が海外に販路を求め、進出を検討し始めています。

一方、海外では日本食はもはやブームではなく、ヘルシーな食材としてニューヨークなどの大都市を中心に広く定着しつつあり、レストランのみならず一般家庭においても需要が見込まれています。しかし、日本には世界有数のバラエティに富む食品や飲料がありながら、そのごく一部しか世界には知られていないというのが現状です。

食品や飲料の海外進出には文化や嗜好の違い、流通チャネルの違い、法律による規制など数多くの障壁が存在します。ラ・フエンテ・サービスでは豊富な経験とネットワークを元に、そのひとつひとつをクリアするお手伝いをいたします。

コンサルティング/市場調査/視察および面談同行

御社の海外戦略と市場動向を把握した上で、海外進出に関する総合的なコンサルティング・サービスをご提供いたします。さらには 米国における飲食業や消費者の動向、特定企業に絞った調査、レストランや小売業の現場視察のコーディネートやバイヤーとの面談の同行も行います。

商品・パッケージ開発

日本で販売しているのと同様の日本語仕様のパッケージでは、米国市場での販路拡大は困難です。ラ・フエンテ・サービスは米国の消費者の嗜好を熟知しており、売れる商品、パッケージの開発をご提案させていただきます。

イベント/プロモーション/ニュースレターの発行

展示会、スーパーマーケットやレストラン、バーでのプロモーション・イベントは海外進出に於いて必須です。政府関連のイベントなどで経験豊富なラ・フエンテ・サービスが企画から会場探し、料理デモのコーディネート、メディアへのPRまで全てを遂行します。さらに販促ツールとして有効な販売品目に関する英語のニュースレターを編集、同社が所有するリストを活用しEメールにて定期的に発行します。

営業・販促代行

米国での販売窓口として、レストランや小売店等への営業活動や販売促進業務を代行いたします。また商品のPRに不可欠な英語のWEBサイトや商品パンフレットを、米国市場の視点を踏まえ、制作いたします。

農林水産省

ニューヨークのブルックリン地区にある米系スーパーマーケット、トップス・オン・ザ・ウォーターフロントにて農林水産省主催の日本食フェアを実施。味噌、醤油、わさび、佃煮、緑茶など日本産品15品目を販売した。アメリカ人を対象とした小売店での日本食フェアはNY近郊ではこれが初の試みとなった。

松江和菓子

中小企業庁のジャパン・ブランド認定事業。松江菓子協会の新商品がNew Wagashiとしてニューヨークでデビュー。商談会会場となったモダン・ジャパニーズで人気のゲイシャ・レストランは著名なシェフ及びメディア、バイヤー150人以上の招待客で賑わう。その後、米国ディーン&デルーカのカタログ、サイトにて松江和菓子販売開始。

JETRO

JETRO New York の農林水産物・食品部門のコーディネーターとして、米国輸出を目指す日本企業、またインターナショナル・レストラン&フードサービス・ショー・ニューヨークに日本から出展する企業へのコンサルティングを請け負う。2009年度中小企業海外展開支援コーディネーター・リテイン事業(農林水産・食品分野)業務委託。

佃煮(平松食品)

インターナショナル・レストラン&フードサービス・ショー・ニューヨークに設置されたJETRO主催のジャパン・パビリオンで、米国での佃煮の販路開拓のためのプロモーションを実施。3つ星のスカンジナビア料理店アクアビットの著名シェフ、ヨハン・スヴェンソンによる佃煮を使用したスカンジナビアンとジャパニーズのフュージョン料理を披露。また、レストラン関係者、メディア、ディストリビューター等を対象に英文ニュースレターを配信。

JETRO New York
サンプル・プレゼンテーション

米国進出を目指す飲食関連メーカー各社が日本各地より渡米し参加。米系レストランの著名シェフおよび米系のディストリビューターをラ・フエンテが招待し、参加各社の商品のプレゼンテーションを実行。米国進出のためのコンサルテーションを行う。

和州牛(やまやUSA)

やまやUSAのシカゴに於ける販路拡大の為の試食イベントをレストランTakashi(ジェームズ・ビアード財団よりベスト・シェフ賞を獲得した柳橋隆氏の経営)にて実施。シカゴの著名レストランのシェフ達を招待し、柳橋氏が和州牛を調理し振る舞う。チャーリー・トロッターなど著名レストランでの取引が成立。

JA全農

インターナショナル・レストラン&フードサービス・ショー・ニューヨークに設置されたJETRO主催のジャパン・パビリオンでJA全農が米国へ輸出する米、和牛の販路開拓のためのプロモーションを実施。著名シェフ、クレイグ・コケツ(クオリティー・ミーツ、パーク・アベニュー)による米と和牛を使用した料理のデモンストレーションを実行。

醤油

ジャパニーズ・フュージョンで著名なレストランONO(ニューヨーク)のシェフ、スコット・ウバートが醤油を使った斬新な料理を創作する料理コンテスト「Magical Power of Soy Sauce」を実施。これまでの日本料理に於ける醤油の使い方とは全く違う、アメリカに於ける新たな醤油の可能性を示唆。NHK、フジTV、テレビ朝日など数多くのメディアに取り上げられる。

鳥取県の食および飲料

鳥取県とニューヨーク総領事館の共催で総領事公邸で開催された“食のみやこ鳥取 in NY”のイベントをプロデュース。鳥取県の著名料理人とニューヨークの著名シェフが同じ素材を使用して料理の腕を競い合うデモを実施。レストラン関係者やディストリビューター、リテールのバイヤー、メディア約150名を招待し、今後の米国での販路拡大への足がかりを築く。

讃岐うどん

香川県将八うどんがニューヨーク上陸。手打ちうどん実演・試食会をマンハッタンの著名日本食レストラン・カイ(伊藤園経営)で行う。

Taste of the summer

ニューヨークにあるパフォーミングアーツの殿堂リンカーン・センター主催の食のイベント“テイスト・オブ・サマー”に初の日本のブースを設置。ひとつは日本の酒、ワインを提供するブース、もうひとつはウォードロフ・アストリア・ホテルのメイン・ダイニングの総料理長セドリック・トゥーバーが日本の食材(和州牛、明太子、佃煮、超低温鮪)を使用した料理を提供するブース。

お茶(サントリー)

サントリーが販売する清涼飲料水「伊右衛門」の米国進出に関するコンサルティングを行う。